天井の小さな水漏れを見つけたら?応急処置の簡単手順
「天井から水がポタポタ…でもまだ小さいから大丈夫かな?」
そんな小さな水漏れも、放置すると天井材の膨張やカビ、さらには家全体の損傷につながることがあります。
この記事では、天井の小さな水漏れを見つけたときにできる応急処置の手順を、わかりやすく解説します。初めてでも安心して実践できる内容です。
小さな水漏れでも放置は危険
天井の水漏れは最初は目立たなくても、次のようなリスクがあります。
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天井材の膨張・変色
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クロスや塗装の剥がれ
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カビや菌の発生
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天井の落下や構造への影響
「小さいから大丈夫」と思わず、まずは応急処置で被害拡大を防ぐことが大切です。
天井の水漏れ応急処置の基本手順
1. 水滴の下に受け皿を置く
水滴が落ちる場所にバケツやタオルを置き、床材や家具が濡れないように保護します。
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落下範囲が広い場合は新聞紙やビニールシートも活用
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水が溜まったらこまめに排水
2. 水の元栓を確認する
天井内の水漏れは配管破損や凍結、屋根漏水が原因のことがあります。
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水道の元栓を一時的に閉めて水の供給を止める
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破損箇所を特定できれば、さらに被害を抑えられます
3. 天井材の膨張部分を確認する
天井材やクロスが膨らんでいないか、指で軽く触れて確認します。
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膨張や柔らかさを感じる場合は、無理に触らない
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落下リスクがある場合は、下に家具を移動させる
4. 漏水箇所を一時的に保護する
天井の小さな亀裂や穴から水が滲む場合、防水テープや養生シートで覆うと応急的に水の侵入を防げます。
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市販の防水テープやシートを軽く貼る
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長期間の処置には向かないため、あくまで応急処置として
5. 専門家に早めに連絡する
応急処置後は、必ず専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
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屋根業者、水道工事業者、リフォーム業者など
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応急処置だけでは根本的な解決にはならないため、早期修理が最も安心
応急処置で注意すべきポイント
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感電の危険がある場所や天井裏には素手で触らない
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応急処置でのテープ貼りやバケツ設置は短期間の対策
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水漏れが広範囲に広がる場合は避難や家具移動も検討
まとめ
天井の小さな水漏れでも、早めに応急処置をすることで被害拡大を防ぎ、修理コストを抑えることができます。
手順のポイント
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水滴の下にバケツやタオルを置く
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水道元栓を閉める
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天井材の膨張部分を確認
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漏水箇所を防水テープやシートで覆う
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専門家に点検・修理を依頼
「まだ小さいから大丈夫」と思わず、早めの対策が家を守る最短ルートです。