のんびり快適「こだま」の旅!知っておきたい座席選びのコツと設備ガイド
「新幹線こだまに乗るんだけど、座席ってどこがいいのかな?」
「長時間乗るから、できるだけ快適に過ごしたい!」
東海道・山陽新幹線で運行されている「こだま」号は、各駅に停車するため、比較的ゆったりとした時間の流れを楽しめる新幹線ですよね。旅行や出張で利用する際、せっかくなら快適に過ごしたいもの。
今回は、そんなあなたの疑問を解決すべく、「こだま 新幹線 座席」をテーマに、車両の種類から、自由席・指定席の特徴、おすすめの座席の選び方、そして気になるコンセントの位置まで、分かりやすくお話ししていきますね。これを読めば、あなたのこだまの旅がもっと快適になるはずです!
こだま号で使われる車両は?(東海道・山陽新幹線)
こだま号で主に使われている車両は、主に以下の2種類です。
- N700系(N700A、N700Sを含む)
- 東海道・山陽新幹線の主力車両。最新型のN700Sは、すべての座席にコンセントが設置されるなど、より快適性が向上しています。
- 東海道新幹線区間(東京~新大阪)では主に16両編成のN700系が、山陽新幹線区間(新大阪~博多)では8両編成のN700系も運行されています。
- 500系・700系(山陽こだま)
- 山陽新幹線区間(新大阪~博多)のこだま号で活躍している車両です。
- 特に700系こだま(旧ひかりレールスター車両)は、普通車でも2列+2列のゆったりシートが魅力です。
車両によって座席の配置や設備が異なるため、乗車するこだま号がどの車両か事前に確認しておくと良いでしょう。
自由席?指定席?どっちを選ぶ?
こだま号には、自由席と指定席があります。それぞれの特徴を知って、賢く選びましょう。
自由席
- 座席が確保されていない: 空いている席に自由に座れますが、満席の場合は立つことになります。
- 料金が安い: 指定席よりも割安です。
- 時間帯によっては混雑も: 平日の朝晩や休日は、比較的混み合うことがあります。
- 車両は固定: 列車によって異なりますが、基本的に特定の号車(例:東海道こだまN700系は1~6号車、13~16号車など)が自由席となります。乗車前に駅の発車標や案内で確認しましょう。
指定席
- 座席が確実に確保される: 予約した席に座れるため、混雑時でも安心です。
- 料金がやや高い: 自由席よりも料金が高くなります。
- 快適な車両があることも(山陽こだまの700系): 山陽新幹線の一部のこだま号では、指定席車両が「ひかりレールスター」時代の2列+2列シート(後述)になっていることがあり、普通車でもゆったり過ごせます。
【ポイント!】
東海道新幹線を走るこだま号(主にN700系16両編成)の普通車は、自由席も指定席も基本的に同じ3列+2列シートです。確実に座りたい場合は指定席、少しでも安く済ませたい場合は自由席を選ぶと良いでしょう。
こだま号のおすすめ座席と車両設備
それでは、こだま号でより快適に過ごすための座席選びのコツと、知っておくと便利な設備について見ていきましょう!
1. ゆったり座りたいなら「グリーン車」
グリーン車は、普通車よりも座席の幅が広く、前後間隔もゆったりしています。リクライニングも深く倒せ、フットレストや読書灯も完備されているため、長時間の乗車でも非常に快適です。コンセントも全席に設置されています。
- こんな人におすすめ:
- 長距離移動でとにかくリラックスしたい方。
- 追加料金を払ってでも、快適性を重視する方。
- 静かに過ごしたい方(ビジネス利用が多い傾向)。
- コンセント: 全席に完備。
2. 山陽こだま限定!「2列+2列」の普通車指定席(旧ひかりレールスター)
山陽新幹線(新大阪~博多)のこだま号(主に700系8両編成)では、かつての「ひかりレールスター」の車両が使用されています。この車両の普通車指定席(主に4~8号車)は、2列+2列のゆったりとした座席配置になっています。
- メリット:
- 普通車料金でグリーン車並みのゆったりシートが楽しめる。
- 3列シートと比べて隣を気にせず、広々と過ごせる。
- 注意点:
- 自由席車両(1~3号車、7・8号車など)とは異なるため、必ず指定席券を購入する必要があります。
- 列車によって指定席と自由席の号車が異なる場合があるため、乗車前に確認が必要です。
- こんな人におすすめ:
- 山陽新幹線のこだまに乗る方。
- 少しでも料金を抑えつつ、ゆったり座りたい方。
3. コンセントを使いたいならこの座席!
スマホやPCの充電に必須のコンセント。すべての座席にあるわけではないので、確保したい方は狙いましょう。
- N700S系(最新車両):
- 全座席にコンセントが設置されています。
- N700A系、N700系:
- グリーン車の全座席
- 普通車の窓側座席(A席・E席)
- 普通車の最前部座席
- 普通車の最後部座席
- ポイント! 真ん中のB・C・D席には基本的にコンセントがないので注意しましょう。
- 500系・700系(山陽こだま):
- 一部車両の最前列・最後列の座席壁に設置されています。車両によってはコンセントがない場合もあります。
【座席指定時のコツ】
コンセントを使いたい場合は、**窓側(A席またはE席)**か、最前列・最後列の席を狙って予約しましょう。
4. 静かに過ごしたい、揺れを少なくしたいなら
- 車両の中央付近: ドア付近やデッキに近い座席は、人の出入りが多く騒がしくなりがちです。車両の中央付近の座席の方が、比較的静かに過ごせます。
- グリーン車: 普通車よりも静かで落ち着いた雰囲気の車両が多いです。
- 中間車両: 先頭車両や最後尾車両は、連結部分や運転席の影響で揺れや音が大きくなることがあります。中間車両の方が揺れが少ない傾向にあります。
5. 広々と過ごしたい、荷物が多いなら「最前部・最後部座席」
- メリット:
- 前の座席がないため、足元が広く、開放感があります。
- 最後部座席のすぐ後ろには、キャリーケースなどの大きな荷物を置けるスペースがあることが多いです(「特大荷物スペースつき座席」として予約が必要な場合もあります)。
- リクライニングを最大限に倒しても、後ろの人に気兼ねなく使えます。
- 注意点:
- 壁に面しているため、窓がない席や、窓があっても景色が見えにくい場合があります。
- 最前部座席はテーブルが肘掛けから出すタイプのため、やや小さめなことがあります。
こだま号の座席選び まとめ
あなたのこだまの旅を快適にするための座席選びのヒントをまとめると、以下のようになります。
- とにかく快適性を求めるなら: グリーン車
- 山陽こだまでお得にゆったりしたいなら: 700系こだまの2列+2列指定席
- コンセントを使いたいなら: N700S系の全席、またはN700A/N700系の窓側・最前部・最後部座席
- 静かに過ごしたいなら: 車両の中央付近、グリーン車
- 荷物が多い・広々使いたいなら: 最前部・最後部座席
こだま号は各駅停車ですが、その分車窓をゆっくり楽しんだり、読書や仕事に集中したりと、時間の使い方は自由自在です。ぜひ、これらの情報を参考に、あなたのこだまの旅を最高の時間に変えてくださいね!