もう見えにくさに悩まない!乱視用コンタクトレンズの選び方
「コンタクトを付けてもなんだかぼやける…」「物が二重に見える…」そんな風に感じている方は、もしかしたら乱視かもしれません。乱視があると、通常のコンタクトレンズでは視力が十分に矯正できず、不快感を感じてしまいます。この記事では、乱視に悩むあなたのために、自分にぴったりの乱視用コンタクトレンズの選び方から、快適な見え方を手に入れるためのヒントまで、分かりやすく解説します。
そもそも乱視**って?乱視用コンタクトはなぜ必要なの?
乱視とは、目に入ってきた光が網膜の一点に集中せず、複数の点で像を結んでしまう状態のことです。例えるなら、ラグビーボールのような形をした目で、縦と横で光の屈折率が違うため、物がぼやけたり、二重に見えたりします。
通常のコンタクトレンズは、球体状のレンズで近視や遠視を矯正しますが、乱視のねじれを矯正することはできません。そのため、乱視の方は、光の屈折のズレを補正する「乱視用コンタクト」を使う必要があります。
乱視用コンタクトレンズの選び方の3つのポイント
自分に合った乱視用コンタクトを選ぶには、以下の3つのポイントをチェックしましょう。
1. 処方箋を正しく理解する
乱視用コンタクトを選ぶ上で最も重要なのが「処方箋」です。特に以下の2つの項目を確認しましょう。
乱視度数(CYL): 乱視の強さを示します。数値が大きいほど乱視が強いことを意味します。
軸度(AXIS): 乱視の方向を示します。度数だけでなく、軸が合っていないと見えにくい原因になります。
これらの数値は、眼科で正確に測定してもらう必要があります。自己判断でレンズを購入するのは避けましょう。
2. 使用期間で選ぶ:ワンデーと2weekの違い**
乱視用コンタクトにも、ワンデー(1日使い捨て)と2week(2週間交換)があります。
乱視用ワンデー: 毎日新しいレンズに交換するため、衛生的でコンタクトケアが不要なのがメリットです。初めて乱視用コンタクトを試す方にもおすすめです。
乱視用2week: 毎日レンズの洗浄・消毒が必要ですが、コストを抑えられます。丁寧なケアをすれば、見えにくいといったトラブルを避けることができます。
3. ファッション性も諦めない!乱視用カラコンという選択肢
「乱視だからカラコンは無理…」と諦めていませんか?最近では、乱視に対応したカラコンも種類が豊富です。こちらも、処方箋の度数と軸が合っているか確認することが大切です。
乱視用コンタクトの価格とおすすめの購入方法
乱視用コンタクトは、通常のコンタクトより価格が高くなる傾向にあります。しかし、安価な海外製を安易に購入するのは避けましょう。度数や軸が合っていないと、目の負担になり、見えにくいだけでなく、眼病の原因にもなりかねません。
乱視用コンタクトは、眼科で検査を受け、処方箋をもらってから、正規の販売店やオンラインストアで購入するのが最も安全で安心なおすすめの方法です。
まとめ:乱視矯正は快適な生活の第一歩
乱視を放置すると、目の疲れや肩こりの原因になることもあります。乱視用コンタクトを正しく選び、快適な見え方を手に入れることは、毎日の生活をより豊かにしてくれます。まずは、眼科で相談して、自分に合ったレンズを探すことから始めてみましょう。