ブレンダーは泡立て器の代わりになる?メレンゲ作りのコツも解説!
お菓子作りや料理で泡立て器を使う場面って、意外と多いですよね。でも、「泡立て器がない!」「もっと簡単に泡立てたい!」と思ったことはありませんか?そんな時、もし家にブレンダーがあったら、「もしかして代わりになる?」と考える方もいるかもしれません。
今回は、ブレンダーが泡立て器の代わりになるのかどうか、そして、お菓子作りの定番であるメレンゲをブレンダーで作る方法やコツについて詳しく解説します。もう手動で泡立てる必要はないかも!?
ブレンダーは泡立て器の代わりになる?
結論から言うと、ブレンダーは泡立て器の代わりになります!
ただし、一口にブレンダーといっても様々な種類があり、泡立て器の機能を持つアタッチメントが付いているものと、そうでないものがあります。
泡立て用アタッチメント付きのブレンダー:
ハンドブレンダーの中には、まさに泡立て器のような形状のワイヤーホイップが付属しているものがあります。これがあれば、電動泡立て器とほぼ同じように、手軽に泡立てが可能です。メレンゲはもちろん、生クリームの泡立て、卵液を混ぜる際など、幅広い用途で活躍します。
アタッチメントなしのブレンダー:
通常のブレンダー(刃が回転するタイプ)でも、使い方次第で泡立て器の代わりとして使うことができます。特に、液体の量を少なくして、空気を多く含ませるように工夫すると泡立ちやすくなります。ただし、泡立て用のアタッチメントに比べると、きめ細かく、しっかりとした泡を作るのは少しコツがいります。
ブレンダーでメレンゲを作る方法とコツ
泡立て用アタッチメントがないブレンダーでも、工夫次第でメレンゲを作ることができます。ここでは、その方法と成功させるためのコツをご紹介します。
準備するもの
卵白:2個分
グラニュー糖:卵白の重さの半分〜同量(一般的なレシピ通りでOK)
ブレンダー(ハンドブレンダーが特におすすめ)
深さのある容器(ブレンダーの刃が十分に浸かるもの)
ブレンダーでメレンゲを作る手順
清潔な容器と道具を用意する:
油分や水分が少しでも付いていると卵白が泡立たない原因になります。使う容器やブレンダーの刃は、洗剤でしっかり洗い、完全に乾いた状態であることを確認してください。可能であれば、キッチンペーパーなどで拭いておくとさらに安心です。
卵白と卵黄をきれいに分ける:
卵黄が少しでも混ざると卵白は泡立ちません。慎重に、卵白だけを容器に入れます。
少量ずつ砂糖を加える:
卵白をブレンダーで少し泡立て始めたら(軽く泡立ってきたら)、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら、さらに泡立てていきます。最初から全量入れると泡立ちが悪くなることがあります。
ブレンダーを動かすコツ:
最初は高速で: 泡立て始めたら、最初はブレンダーを高速モードで動かし、一気に空気を含ませます。
空気を含ませるように: 容器の底から上へ、そして容器の側面をなぞるようにブレンダーを動かします。これにより、卵白全体に空気が均一に行き渡りやすくなります。
液面ギリギリで動かす: 卵白の表面近くでブレンダーを動かすと、より多くの空気を巻き込みやすくなります。ただし、飛び散らないように注意してください。
ねっとりしてきたら中速・低速に: ある程度の泡立ちになったら、速度を落としてきめ細かいメレンゲを目指します。
泡立ち具合の確認:
ブレンダーを止めて、泡立てたメレンゲを持ち上げてみてください。
ツノが立つまで: 角がピンと立つくらい、しっかりとしたメレンゲになれば完成です。
なめらかさ: ボウルを逆さにしても落ちてこないくらい、しっかりとした固さがあるのが理想です。
ブレンダーでメレンゲを作る際の注意点
油分と水分の厳禁: 卵白の泡立てにおいて、油分と水分は大敵です。使用する容器やブレンダーの刃に少しでもこれらが残っていると、泡立ちが悪くなるだけでなく、全く泡立たなくなることもあります。徹底した清潔さが成功の鍵です。
卵白は冷やす: 冷蔵庫でよく冷やした卵白の方が、分離しにくく、しっかりとしたメレンゲを作りやすいです。
深さのある容器を使う: ブレンダーの刃が卵白全体に均一に当たるよう、深さのある容器を選ぶと泡立てやすいです。
飛び散りに注意: ブレンダーは高速で回転するため、卵白が飛び散りやすいです。深めの容器を使用し、周りが汚れないよう注意しましょう。
まとめ
ブレンダーは、泡立て用アタッチメントがあればもちろん、なくてもコツをつかめば泡立て器の代わりとして十分活用できます。特にメレンゲ作りでは、清潔な道具の準備と、卵白に空気をしっかり含ませる動かし方が成功の鍵を握ります。
もう手動で腕が疲れる心配はありません!ぜひブレンダーを上手に活用して、お菓子作りや料理のレパートリーを広げてみてくださいね。