【差し歯が取れたらどうする?】焦らないで!応急処置から歯科医院選びまで徹底解説!


「食事中にガクッとしたと思ったら、差し歯がポロッと取れてしまった…!」

「人前で笑うのが恥ずかしい…でも、すぐに歯医者に行けない!」

差し歯が取れてしまうと、誰でも一瞬パニックになりますよね。見た目の問題だけでなく、食事がしづらくなったり、痛みが出てきたりと、不安な気持ちでいっぱいになることでしょう。特に、週末や夜中に取れてしまった場合、「どうしたらいいの!?」と途方に暮れてしまうかもしれません。

でも、焦る必要はありません! 差し歯が取れても、正しい知識と落ち着いた対処法を知っていれば大丈夫です。この記事では、差し歯が取れてしまった時の緊急時の応急処置から、すぐに歯医者に行けない場合の注意点、そして信頼できる歯科医院の選び方まで、あなたの不安を解消するための情報を詳しくお伝えします。安心して、次の行動に移しましょう!


差し歯が取れた!まず最初にやるべきこと

差し歯が取れてしまったら、まずは冷静に、以下のステップで対応しましょう。

ステップ1:取れた差し歯を見つける

まずは、取れてしまった差し歯(被せ物)を丁寧に見つけてください。失くしてしまうと、作り直しになる可能性があり、余計な費用と時間がかかってしまいます。洗面台や床に落ちていないか、慌てずに探しましょう。

ステップ2:差し歯を清潔にする

見つけたら、流水で軽く洗い流し、清潔な状態にしておきます。ただし、ゴシゴシ擦ったり、ブラシで磨いたりするのはNGです。歯の部分を傷つけないように注意しましょう。

ステップ3:保管する

清潔にした差し歯は、ティッシュで包むのではなく、小さな容器やジップロックなどに入れ、乾燥しないように保管しておきましょう。乾燥すると、再装着が難しくなる場合があります。湿らせたコットンなどと一緒に保管するのも良いでしょう。

ステップ4:お口の中を確認する

取れた部分の歯茎や、残っている自分の歯(土台の歯)に異常がないか確認します。痛みや出血がないか、鋭利な部分がないかなどをチェックしてください。もし鋭利な部分があれば、舌や頬を傷つけないよう特に注意が必要です。


【絶対NG!】自分で差し歯をつけようとしないで!

「アロンアルファとか接着剤でつけられないかな…?」

そう考えてしまう気持ちはよく分かりますが、絶対に自分で差し歯をつけようとしないでください! これにはいくつかの理由があります。

  • 完全に接着できない:市販の接着剤では歯科用のセンド剤のような接着力はなく、すぐに取れてしまいます。

  • 細菌感染のリスク:中途半端に接着することで、差し歯と土台の歯の間に隙間ができ、そこに細菌が入り込んで虫歯や歯周病が悪化する可能性があります。

  • 取り返しのつかない事態に:最悪の場合、土台の歯を傷つけたり、接着剤が固まって歯科医師でも再装着が不可能になったりすることがあります。こうなると、新しい差し歯を作るしかなくなり、費用も時間も余計にかかってしまいます。

あくまで応急処置として、一時的に「仮止め」することは可能ですが、それはあくまで歯科医院に行くまでの間に限ります。基本的には、取れた差し歯は保管し、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。


歯科医院に行くまでの応急処置と注意点

すぐに歯科医院に行けない場合でも、日常生活でできる応急処置と注意点があります。

1. 取れた部分で食べない

取れた差し歯の土台になっている歯は、非常にデリケートな状態です。そこに力を加えると、土台の歯が折れてしまったり、さらに状態が悪化したりする可能性があります。食事の際は、取れていない側の歯で噛むように心がけましょう。

2. 硬いものや粘着性の高い食べ物を避ける

せんべいなどの硬いものや、キャラメル、お餅などの粘着性の高い食べ物は、残っている歯や仮詰めを傷つける原因になります。できるだけ避け、柔らかいものや細かく切ったものを食べるようにしましょう。

3. うがいをしっかり行う

差し歯が取れると、土台の歯がむき出しになり、食べかすが詰まりやすくなります。食後はもちろん、こまめにうがいをして、お口の中を清潔に保つことが、虫歯や歯周病の悪化を防ぐために重要です。

4. 痛む場合は市販の痛み止めを

もし痛みが出てきた場合は、市販の鎮痛剤(痛み止め)を服用しても問題ありません。ただし、痛みが続く場合は無理をせず、早めに歯科医院を受診してください。

5. どうしても気になる場合の「仮止め」

あくまで一時的な応急処置として、**歯科医院で提供される「仮着用セメント」や、薬局で市販されている「歯科用応急処置セット」**のセメントを使って、一時的に仮止めをすることも可能です。ただし、これはあくまで緊急用であり、自分で判断せずに、事前に歯科医院に相談することをおすすめします。絶対にアロンアルファなどの接着剤は使わないでください。


差し歯が取れたらどこに行く?歯科医院選びのポイント

差し歯が取れてしまったら、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。では、どんな歯科医院を選べば良いのでしょうか?

1. かかりつけの歯科医院があれば、まず連絡を!

普段から通っている「かかりつけの歯科医院」があれば、まずそこに連絡しましょう。あなたの歯の状態を把握しているので、スムーズに対応してくれます。

2. 急患対応してくれるか確認する

急なトラブルなので、当日や翌日に診てもらえるか確認しましょう。電話で「差し歯が取れてしまったのですが、診ていただけますか?」と具体的に伝えるとスムーズです。

3. 治療経験が豊富か

差し歯の治療は、精密な技術が求められます。取れた差し歯の状態によっては、土台の治療が必要になったり、新しい差し歯の型取りが必要になったりします。差し歯の治療経験が豊富な歯科医師がいる歯科医院を選ぶと安心です。

4. 口コミや評判も参考に

インターネットの口コミサイトや、知人の評判なども参考にしてみましょう。実際に治療を受けた人の声は、歯科医院選びの参考になります。ただし、あくまで参考程度にし、最終的にはご自身の判断で選びましょう。

5. 説明が丁寧で納得できるか

治療内容や費用について、分かりやすく丁寧に説明してくれる歯科医院を選びましょう。不安なことや疑問に思ったことは、遠慮なく質問できる雰囲気の場所だと安心です。


まとめ:差し歯が取れても慌てずに、まずは歯科医院へ連絡を!

差し歯が取れると、誰もが驚き、不安になるものです。しかし、正しい応急処置と、冷静な判断で歯科医院を受診すれば、ほとんどの場合は元の快適な状態に戻すことができます。

取れた差し歯は大切に保管し、決して自分で無理に装着しようとせず、できるだけ早くかかりつけの歯科医院、または急患対応可能な歯科医院に連絡することが何よりも大切です。

この記事が、あなたの不安を少しでも和らげ、適切な行動への一助となれば幸いです。

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