100均スナップボタン徹底活用術!ダイソー・セリアで賢く選んでDIYをもっと楽しもう
手芸やハンドメイド、お洋服のちょっとした補修に欠かせない「スナップボタン」。でも、どこで買えばいいの?種類がたくさんあって選び方が分からない…そんな風に思っていませんか?
実は、身近な100円ショップがスナップボタンの宝庫なんです!ダイソーやセリアなどの100均には、手軽に使える様々な種類のスナップボタンが揃っています。今回は、100均で見つかるスナップボタンの魅力から、種類ごとの特徴、簡単な付け方、さらには暮らしで役立つ活用アイデアまで、たっぷりご紹介します。
100均スナップボタンの魅力とは?
なぜ今、100均のスナップボタンが注目されているのでしょうか?
- 驚きのコスパ: 何と言っても、複数個入りで110円(税込)という価格は魅力的。気軽に色々な種類を試せます。
- 手軽に手に入る: 思い立ったらすぐに近所の100均へ!専門の手芸店に行かなくても手に入ります。
- 種類が豊富: 縫い付けタイプから打ち付けタイプ、プラスチック製から金属製まで、意外なほど多様なスナップボタンが見つかります。
- ハンドメイド初心者さんにも優しい: 複雑な道具が不要な「打ち具不要タイプ」なども揃っており、気軽にハンドメイドに挑戦できます。
ダイソー・セリアで見つかる!スナップボタンの種類と特徴
100均では主に以下のスナップボタンが手に入ります。お店によって品揃えは異なりますが、ぜひ探してみてくださいね。
1. 縫い付けタイプのスナップボタン(金属製・プラスチック製)
一番オーソドックスなタイプで、針と糸で生地に縫い付けて使います。
- 特徴:
- サイズや色が豊富。洋服の補修から小物作りまで幅広く使えます。
- 特別な道具は不要なので、手芸初心者さんでも安心。
- 金属製は丈夫でしっかり留まり、プラスチック製は軽くてやわらかい生地やベビー用品にも向いています。
- こんな時におすすめ: ブラウスの隙間対策、スカートのウエスト調整、布小物の開閉部分など。
2. プラスナップ(プラスチックスナップボタン・打ち具不要タイプも!)
カラフルでキュートなプラスチック製のスナップボタン。「パチン」と手軽に留まるのが特徴です。
- 特徴:
- 専用のプレス機や工具が必要なタイプと、指でパチンとはめるだけの「打ち具不要(ワンタッチプラスナップ)」タイプがあります。100均では後者も多く見られます。
- 金属アレルギーの心配がなく、ベビー服やスタイ、おむつポーチなどにもぴったり。
- ポップなカラーで作品のアクセントにもなります。
- こんな時におすすめ: ベビー用品、レインコート、仮装衣装、バッグの内ポケットなど。
3. メタルホック・打ち付けタイプのスナップボタン
「カシメる」という方法で生地に固定する金属製のスナップボタンです。
- 特徴:
- しっかりと固定できるため、厚手の生地や頻繁に開閉する部分に適しています。
- 基本的には専用の「打ち具」や「プライヤー」が必要ですが、100均でも簡易的な打ち具がセットになったものや、手で取り付けられるタイプが見つかることも。
- カジュアルな洋服やバッグ、ポーチなど、しっかりとした仕上がりにしたい時に便利です。
- こんな時におすすめ: デニム生地のバッグ、コートやジャケットの前開き、キーケースなど。
スナップボタンの簡単な付け方とコツ
ここでは、基本的なスナップボタンの付け方をご紹介します。
縫い付けタイプ(金属・プラスチック)の付け方
- 位置を決める: ボタンを付けたい場所に印をつけます。オス(凸)とメス(凹)がしっかり合うように、実際に生地を合わせて位置を確認するのがポイントです。
- 縫い付ける(オスから):
- 玉結びをした糸を生地の裏から表に出し、スナップボタンの穴のすぐ横に針を刺します。
- 穴の中を通して、玉結びを隠すようにボタンの裏へ針を出します。
- 同じ穴を2~3回しっかりと縫い付けます。
- 次の穴へは、ボタンの裏を通って移動し、同様に縫い付けます。
- 全ての穴を縫い終えたら、裏側で玉止めをして糸を始末します。
- メスを縫い付ける:
- オスを付けた布の上に、メスを付ける布を重ね、オスを軽く押し付けてメスの位置に印をつけます。
- オスと同様に、メスのボタンも縫い付けていきます。
💡 きれいに仕上げるコツ
- 糸は生地の色に近いものを選ぶと目立ちません。
- 糸は二本取りにすると強度が増します。
- 縫い付ける際は、ボタンが動かないようにマチ針で仮止めするとズレにくいです。
プラスナップ(打ち具不要タイプ)の付け方
- 位置を決めて穴を開ける: ボタンを付けたい場所に目打ちなどで軽く穴を開けます。穴は小さすぎず、でもボタンが抜けない程度の大きさに。
- パーツをはめる:
- まずは、トゲトゲした「足」がついたパーツ(ゲンコ)を生地の表から開けた穴に差し込みます。
- 次に、その足の上に「キャップ」をパチンと音がするまでしっかりはめ込みます。
- 同様に、もう片方のパーツ(バネ)と残りのキャップも取り付けます。
- こんな時に便利: 打ち具を用意する手間がないので、手軽にポンポン付けたい時に最適です。
100均スナップボタンで広がる!手芸・DIYアイデア
スナップボタンは、洋服の補修だけでなく、様々なハンドメイドやDIYに活用できます。
- ベビー用品の作成: スタイ、おむつポーチ、抱っこ紐カバーなど、金属アレルギーの心配がないプラスナップが大活躍!
- 布小物の開閉: ミニポーチ、エコバッグの入り口、ペンケースなどに付ければ、中身が飛び出すのを防げます。
- 衣類のアレンジ: カーディガンやシャツに付けたり、サイズ調整が必要なスカートやズボンに活用したり。
- コードクリップ: 短く切ったフェルトや合皮にスナップボタンを付ければ、ごちゃつくケーブルをまとめるコードクリップに。
- マスクケース: 抗菌シートを貼った布で、使い捨てマスクの一時保管ケースを手作りする際にも便利です。
- カーテン留め: 不要なハギレとスナップボタンで、窓辺をおしゃれに彩るカーテンタッセルを作れます。
まとめ
100円ショップのスナップボタンは、手軽に手に入り、種類も豊富で、初心者さんからベテランさんまで、ものづくりを楽しむ全ての人におすすめのアイテムです。
ちょっとした補修から本格的なハンドメイドまで、スナップボタン一つで作品のクオリティや使い勝手がグッと上がります。ぜひダイソーやセリアに足を運んで、あなたにぴったりのスナップボタンを見つけて、クリエイティブな世界を広げてみてくださいね!