ビルトイン浄水器を後付け・交換したい!設置費用の相場と失敗しない機種選びを徹底解説
「キッチン周りをスッキリさせたい」「いつでも美味しい水を手軽に飲みたい」「蛇口直結型は見た目がちょっと……」
そんな悩みを持つ方に最適な解決策が、キッチンの下に本体を隠して設置する**ビルトイン浄水器(アンダーシンク型)**です。ビルトイン浄水器は、ろ過能力が非常に高く、一度のカートリッジ交換で長く使えるため、実はコストパフォーマンスにも優れています。
この記事では、ビルトイン浄水器を新しく設置する際の工事費用の相場から、メリット・デメリット、さらには賃貸でも設置できるのかといった疑問まで、プロの視点で詳しく解説します。
1. ビルトイン浄水器(アンダーシンク型)とは?
ビルトイン浄水器は、シンクの下(収納スペース)に大型のカートリッジを設置し、専用の蛇口、または浄水機能一体型の水栓から水が出る仕組みです。
蛇口直結型との違い
ろ過能力:カートリッジが大きいため、除去できる物質の数が多く、ろ過流量も豊富です。
見た目:蛇口周りに大きな本体がつかないため、キッチンのインテリアを損ないません。
交換頻度:多くのモデルが1年に1回程度の交換で済むため、手間がかかりません。
2. 設置にかかる費用相場
ビルトイン浄水器の設置には、「本体代金」と「取り付け工賃」がかかります。
費用の内訳目安
| 項目 | 内容 | 費用相場 |
| 本体代金 | 浄水器本体 + 専用水栓 | 30,000円 〜 80,000円 |
| 取り付け工賃 | 標準的な設置作業 | 15,000円 〜 25,000円 |
| 追加工事費 | 穴あけ加工が必要な場合など | 5,000円 〜 10,000円 |
合計:約5万円 〜 12万円程度
ポイント:すでにビルトイン浄水器が設置されており、本体(水栓)のみを交換する場合は、配管がそのまま使えるため工賃が安くなる傾向にあります。
3. どちらを選ぶ?設置の2パターン
ビルトイン浄水器を導入する場合、以下の2つのスタイルから選ぶことになります。
① 専用水栓(元止め式)を新設する
メインの蛇口とは別に、浄水専用の細い蛇口を設置するタイプです。
メリット:洗い物用の水と浄水を完全に使い分けられる。
デメリット:シンクに専用の穴を開ける必要がある(穴がない場合)。
② 混合水栓(一体型)に交換する
一つの蛇口で「お湯・水・浄水」を切り替えて使えるタイプです。
メリット:蛇口が一つにまとまり、シンク周りが最もスッキリする。
デメリット:現在使用している蛇口を丸ごと交換する必要がある。
4. ビルトイン浄水器を設置するメリット・デメリット
メリット
キッチンが広く使える:シンクの上が煩雑にならず、掃除も楽になります。
不純物を強力に除去:塩素、赤サビ、鉛、総トリハロメタンなど、多くの有害物質を取り除きます。
たっぷり使える:ろ過流量が多いため、お米研ぎや野菜洗い、煮込み料理にもストレスなく使えます。
ランニングコスト:カートリッジ1個あたりの単価は高いですが、使用可能量が多いため、1リットルあたりの単価はペットボトル飲料より遥かに安くなります。
デメリット
初期費用が高い:導入時に数万円のコストがかかります。
シンク下の収納スペースが必要:カートリッジを置くためのスペース(直径10〜15cm、高さ30cm程度)を確保しなければなりません。
工事が必要:基本的には水道業者による施工が推奨されます。
5. 失敗しない機種選びのチェックポイント
設置してから「使いにくい」と後悔しないために、以下の3点を確認しましょう。
カートリッジの除去性能:JIS規格で定められた除去対象物質をどれだけクリアしているか。
カートリッジの交換目安:1日にどれくらいの水を使うか(家族構成)に合わせて、1年持つものを選びましょう。
メーカーの信頼性:TOTO、LIXIL、パナソニック、クリンスイ、タカギなど、長期間カートリッジの供給が安定している大手メーカーが安心です。
6. 賃貸住宅でも設置できる?
結論から言うと、「現状回復」ができる方法であれば可能な場合があります。
混合水栓一体型への交換:元の蛇口を保管しておき、退去時に元に戻すのであれば、管理会社の許可を得て交換できるケースが多いです。
専用水栓(穴あけ):シンクに穴を開ける必要があるため、賃貸では原則NGです。
必ず事前に管理会社や大家さんに確認を取りましょう。
7. まとめ:美味しい水で暮らしをアップグレード
ビルトイン浄水器の設置は、一度行ってしまえばその後の生活が劇的に便利になります。重いペットボトルの水を買いに行く手間や、大量のプラスチックゴミから解放され、いつでも蛇口をひねるだけで安全で美味しい水が手に入ります。
設置を検討する際のステップ
シンク下に本体を置くスペースがあるか確認する。
「専用水栓」か「一体型水栓」か、希望のスタイルを決める。
信頼できる水道業者に見積もりを依頼し、現在の配管状況を見てもらう。
毎日口にする水だからこそ、こだわりの浄水器を選んでみてはいかがでしょうか。設置に関する不安がある場合は、まずは専門の施工店に相談して、ご自宅のキッチンに最適なプランを提案してもらうのが近道です。
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