注文住宅のコンセント位置で後悔したくない!「天井」に追加すべき場所と活用術
「ここにコンセントを作っておけばよかった!」というのは、注文住宅を建てた方が後悔するポイントの第1位といっても過言ではありません。特に壁面のコンセントは意識していても、意外と盲点になるのが**「天井コンセント」**です。
設計段階では「壁にあれば十分」と思いがちですが、実際に暮らし始めると、床を這うコードが邪魔に感じたり、スタイリッシュな最新家電がうまく設置できなかったりすることもあります。
今回は、注文住宅の満足度を劇的に高める、天井コンセントの「おすすめ設置場所」と、その具体的な活用術を徹底解説します。
なぜ「天井」にコンセントが必要なのか?
家づくりの際、コンセントは「掃除機用」「スマホ充電用」など、どうしても床に近い位置で考えがちです。しかし、現代の住まいには「浮かせたい」家電が急増しています。
天井に電源を確保することで、以下の3つの問題を同時に解決できます。
配線の露出による生活感: 壁を伝うコードをなくし、インテリアをスッキリ見せる。
転倒や引っ掛かりの危険: お子様や高齢者、ペットがコードに足をかけるリスクを排除。
ロボット掃除機の障害物: 床に物がない状態を作り、自動掃除の効率を最大化。
採用して良かった!天井コンセントのおすすめ設置場所5選
実際に注文住宅を建てた方が「作って正解だった」と実感している場所を紹介します。
1. リビングの中央(プロジェクター・ファン用)
大画面で映画を楽しみたいなら、リビングの天井に専用コンセントは必須です。最近は照明一体型のプロジェクターも人気ですが、高性能な据え置きタイプを天吊りにする場合、電源が近くにあるだけで配線の美しさが全く違います。また、冷暖房効率を上げるサーキュレーターを天井に設置する際にも役立ちます。
2. ダイニングテーブルの真上(リーラーコンセント)
ホットプレートで焼肉をしたり、お鍋を楽しんだりする際、壁から延長コードを伸ばしていませんか?天井から昇降式の「リーラーコンセント」を垂らせば、手元でスマートに給電でき、足元も安全です。
3. キッチンカウンター・アイランド付近
キッチン周りは、ミキサーやコーヒーメーカーなど、小型家電を頻繁に使う場所です。カウンターの立ち上がりだけでなく、天井から電源を確保できるようにしておくと、作業スペースのどこでも家電が使えるようになり、調理効率が上がります。
4. クローゼットや納戸の内部(高所)
Wi-Fiルーターやホームゲートウェイは、家の中心付近の高い場所に置くのが電波効率としてベストです。クローゼットの上段にコンセントを作っておけば、機器を隠しながら、家中に安定した電波を届けることができます。
5. 玄関やガレージの天井
防犯カメラの設置や、冬場の除湿・送風機、DIYでの電動工具使用など、天井に電源があると用途が大きく広がります。特にガレージでは、リールのついたコンセントを設置すると作業性が劇的に向上します。
後悔しないための設計ポイント
天井コンセントを計画する際は、以下の3点をハウスメーカーや工務店に伝えましょう。
下地の補強を忘れずに
コンセント自体は軽いですが、そこにプロジェクターやリーラーコンセントなどの荷重がかかる機器を取り付ける場合、天井の「下地(補強材)」が必要です。配線工事とセットで補強をお願いしておくと安心です。
「VVFケーブル」の太さと容量
将来的に消費電力の大きい家電を使う可能性がある場所(キッチンやガレージなど)は、適切な太さの電線を使用し、単独回路にするかどうかも検討しましょう。
スイッチ連動にするかどうか
「普段は使わないけれど、使う時だけ通電させたい」場所は、壁のスイッチでオン・オフできるようにしておくと、待機電力のカットや安全性の向上に繋がります。
費用とリフォームでの後付けについて
新築時に追加する場合、1箇所数千円から1万円程度のオプション費用で済むことが多いです。一方で、家が完成した後に天井コンセントを作るとなると、壁や天井を剥がして配線を通す必要があるため、数倍の費用(2万円〜5万円程度)がかかることもあります。
「使うかどうかわからない」と迷ったら、配線を通すための「空配管(CD管)」だけでも通しておくのが、将来の後悔を防ぐ賢い選択です。
まとめ
注文住宅は、コンセントの位置ひとつで「暮らしやすさ」が大きく変わります。壁面だけに囚われず、ぜひ「天井の可能性」を探ってみてください。
床にコードが一本もないリビングや、ストレスなく家電が使えるダイニングは、日々の生活を驚くほど軽やかにしてくれます。まずは、新しい家でどんな家電を使いたいか、家族の動線をイメージしながら、図面に天井コンセントを書き込んでみてくださいね。
理想の住まいを形にするために、担当の設計士さんに「天井コンセントを活用したい」と相談してみることから始めてみましょう。
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