【ハンギングプランツ入門】天井から植物を吊るす方法と、重さに耐えるフックの選び方:おすすめの植物5選も紹介


「お部屋をもっとおしゃれにしたいけれど、棚の上はもういっぱい…」

「SNSで見かける、天井からグリーンが降り注ぐような暮らしに憧れる」

そんな方におすすめなのが、植物を空中に吊るして飾る**「ハンギングプランツ」**です。視線が高い位置にいくことで、お部屋が広く見え、まるでカフェのような洗練された空間を演出できます。

しかし、いざ始めようと思うと「天井に大きな穴を開けたくない」「重さで落ちてこないか心配」といった不安もつきものですよね。

この記事では、初心者の方でも安心して挑戦できる**「天井から植物を吊るす具体的な方法」と、「重さに耐えるフックの選び方」**を徹底解説します。さらに、ハンギングに最適な育てやすい植物5選もご紹介。この記事を読めば、今日からあなたのお部屋もグリーンのある癒やしの空間に変わりますよ。


1. 天井から植物を吊るす3つのメリット

なぜ今、ハンギングプランツがこれほどまでに人気なのでしょうか?それには、見た目以上のメリットがあるからです。

  • 省スペースで飾れる: 床や棚のスペースを占領しないため、一人暮らしのコンパクトなお部屋でもたくさんの植物を楽しめます。

  • 日当たりと風通しが良くなる: 植物にとって大切な「光」と「風」。高い位置に吊るすことで、床置きよりも日照時間が確保しやすく、空気が滞留しにくいため、植物が元気に育ちます。

  • ペットや子供がいても安心: 手の届かない高さに飾ることで、誤飲や鉢を倒してしまうリスクを避けられます。


2. 重さに耐える!失敗しない「吊り下げフック」の選び方

ハンギングで最も重要なのが**「耐荷重(耐えられる重さ)」の確認です。植物は「鉢+土+植物本体」に加えて、「水やり後の水の重さ」**が加わります。見た目以上に重くなるため、余裕を持ったフック選びが肝心です。

石膏ボード壁・天井専用のピンフック

日本の住宅の多くに採用されている石膏ボード。ここに普通の画鋲を刺しても、重みですぐに抜けてしまいます。

  • 極細多股ピンタイプ: 3本程度の細いピンを異なる角度で打ち込むタイプです。垂直荷重に強く、数キロ程度の軽量な鉢なら十分に支えられます。抜いた後の穴が目立たないのも大きなメリットです。

穴を開けたくないなら「突っ張り式」

天井に一切傷をつけたくない場合は、床と天井を突っ張るポール(ドローアラインなど)を活用しましょう。専用のロングアームを使えば、天井から吊るしているかのようなレイアウトが可能です。

ライティングレール(ダクトレール)を活用

照明用のレールが天井にあるなら、これを利用しない手はありません。

  • ダクトレール専用フック: ワンタッチで装着でき、レール1mあたりの耐荷重内であれば、複数の植物を並べて吊るすことができます。


3. 吊るす前にチェック!植物の重さを軽くする工夫

天井への負担を減らすためには、植物側の「軽量化」もポイントです。

  1. プラスチック鉢(プラ鉢)を選ぶ: 陶器の鉢はそれだけで1kg以上の重さがあることも。軽量なプラ鉢や、リサイクル素材のポットを選びましょう。最近はプラ製でも陶器に見えるおしゃれなデザインが豊富です。

  2. 軽い用土を使う: 室内園芸用の「土を使わない培養土」や「ベラボン(ヤシの実チップ)」を使用すると、水を含んでも驚くほど軽く済みます。

  3. マクラメハンギングの活用: 鉢を包み込むマクラメ編みのホルダーは、それ自体が軽く、どんな形の鉢にもフィットするので初心者にも扱いやすいアイテムです。


4. 初心者でも失敗しない!ハンギングにおすすめの植物5選

吊るして飾ることでその魅力が最大限に引き出される、丈夫で育てやすい植物を厳選しました。

① ポトス

ハンギングの王道といえばポトス。つるが長く伸び、下に垂れ下がる姿は圧巻です。耐陰性(日陰に強い)があり、水やりのタイミングも分かりやすいため、初めての方に最適です。

② アイビー(ヘデラ)

星型の葉っぱが可愛らしいアイビー。非常に強健で、寒さにも強いため、キッチンや洗面所など少し冷え込む場所でも育ちます。様々な斑入りの種類があり、お部屋のトーンに合わせて選べます。

③ シュガーバイン

繊細で小さな葉が5枚集まった姿が人気のシュガーバイン。華奢な見た目とは裏腹に、つるをぐんぐん伸ばします。ナチュラルなインテリアや北欧スタイルの空間によく馴染みます。

④ エアプランツ(キセログラフィカなど)

土を必要としないエアプランツは、ハンギングに最も適した植物の一つです。重い鉢が必要ないため、ワイヤーやテグスで直接吊るすことができます。特に大型の「キセログラフィカ」は、一つ吊るすだけで主役級の存在感を放ちます。

⑤ リプサリス

サボテンの仲間ですが、トゲがなく、細長い茎がシャワーのように垂れ下がるユニークな姿が特徴です。頻繁な水やりが必要なく、乾燥に強いため、高い場所に吊るしっぱなしでも管理が楽なのが魅力です。


5. 管理のコツ:高い場所の水やりはどうする?

「高い場所にあると水やりが大変そう」という声もよく聞かれます。

  • 霧吹き(ミスティング)を活用: 日々の乾燥を防ぐために、ロングノズルの霧吹きを用意しておくと便利です。

  • 水やり時は下ろすのが基本: 週に一度のしっかりとした水やりは、フックから外して洗面台などでたっぷり与え、しっかり水を切ってから戻しましょう。これが「根腐れ」を防ぎ、天井を濡らさないコツです。


まとめ:空中をグリーンで彩り、理想の空間へ

天井から植物を吊るす「ハンギングプランツ」は、お部屋のデッドスペースを有効活用し、暮らしに潤いを与えてくれる素晴らしいインテリア術です。

適切なフックを選び、植物の重さを考慮すれば、賃貸物件でも安全に楽しむことができます。まずは、小さなポトスやエアプランツひとつから、空中庭園作りを始めてみませんか?

ふと見上げた時に揺れる緑の葉は、日々の疲れをきっと癒やしてくれるはずです。


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