突然の天井水漏れに慌てない！DIYでできる応急処置と必要な道具リスト
「天井にシミができてる…！」「ポタポタと水が垂れてきた！」
そんな緊急事態が起きたら、パニックになりますよね。でも大丈夫。まずは落ち着いて、被害の拡大を防ぐための応急処置をしましょう。
この記事では、天井の水漏れに直面した際に、ご家庭にあるものや、手軽に揃えられる道具を使ってできるDIY応急処置の方法と、そのために必要な道具のリストをご紹介します。
※この記事で紹介するDIY修理は、あくまで一時的な「応急処置」です。根本的な原因を解決するためには、プロの業者に修理を依頼する必要があります。
【最重要】DIY修理の前に確認すべきこと
まずは、ご自身で対処して良いケースか、すぐにプロに連絡すべきケースかを見極めましょう。
DIYで応急処置OKなケース:
小雨や台風の時にだけ水が漏れる（屋根の隙間など、比較的軽微な原因が考えられる）
水漏れの量が少ない
すぐにプロに連絡すべきケース:
水が大量に噴き出している（水道管の破裂など）
集合住宅（アパート・マンション）に住んでいて、上の階が原因かもしれない
水漏れの原因が全くわからない
ご自身の安全、そして周囲への被害を防ぐためにも、無理は絶対にしないでください。特に集合住宅の場合は、すぐに大家さんや管理会社に連絡しましょう。
1. 応急処置に欠かせない！必要な道具リスト
それでは、DIYで応急処置をするために必要な道具をリストアップします。慌てないためにも、日頃からいくつか揃えておくと安心です。
【その場で被害を食い止める道具】
バケツ: 漏れてくる水を受けるために、複数あると安心です。
タオル・雑巾: 床に広がる水を拭き取るために、吸水性の良いものを複数枚用意しましょう。
ブルーシート・ビニール袋: バケツの下に敷くことで、床への被害を最小限に抑えられます。
【原因箇所を特定・補修する道具】
脚立: 天井に近づき、水漏れ箇所を安全に確認するために必要です。
懐中電灯: 天井裏や暗い場所を照らし、水漏れの原因を探すのに役立ちます。
カッターナイフ・ハサミ: 補修用のシートやテープを適切な大きさにカットします。
水漏れ防止シート・テープ: 水漏れを一時的に止めるための応急処置アイテムです。（[参考：水漏れ防止シートの選び方と使い方]）
コーキング剤・防水パテ: 隙間を埋めて水が侵入するのを防ぎます。
【安全対策のための道具】
軍手: 水漏れ箇所の清掃や道具を使う際に手を保護します。
保護メガネ: 天井からホコリや異物が落ちてくる可能性があるため、目を保護します。
2. 道具を使ったDIY応急処置の手順
道具が揃ったら、以下の手順で応急処置を行いましょう。
手順①：被害の拡大を防ぐ
水漏れしている真下にバケツを置き、タオルを敷きます。天井のクロスが膨らんでいる場合は、安全を確保した上で、その部分に小さな穴を開けると、水が一定の場所に集中して落ち、被害が広がるのを防げます。
手順②：原因箇所を確認する
脚立を使い、懐中電灯で天井を照らし、水漏れ箇所の周りを確認します。可能であれば、原因となっている場所（屋根の隙間、配管など）を探します。
手順③：応急補修をする
水漏れ箇所の水分や汚れを拭き取り、乾燥させます。水漏れ防止シートやテープを隙間なく貼り付け、水が侵入するのを防ぎます。
まとめ
天井の水漏れは不安なものですが、必要な道具を事前に知っておくことで、落ち着いて対処することができます。
DIYはあくまで応急処置であることを忘れずに、早めに専門の業者に相談し、根本的な修理をしてもらいましょう。この記事が、もしもの時の助けになれば幸いです。