【天井の水漏れ】DIYでできる！漏水箇所を特定するチェック法
「天井に水漏れのシミが…。でも、業者を呼ぶ前に自分で原因を調べてみたい！」
天井の水漏れは、どこから水が来ているのかわからず、不安になりますよね。無理にDIYで修理するのは危険ですが、漏水箇所を特定するための簡単なチェック方法なら、ご自宅でも試すことができます。
今回は、業者に依頼する前に自分でできる、**「漏水箇所を特定するためのDIYチェック法」**を3つご紹介します。
チェック1：シミと建物の関係を観察する
まずは、水漏れの「手がかり」を注意深く観察しましょう。
雨が降った後: シミが濃くなったり、広がったりしますか？もしそうなら、屋根や外壁からの雨漏りの可能性が高いです。屋根の瓦のズレ、ひび割れ、外壁のクラック（ひび割れ）などを目視で確認してみましょう。
特定の場所: シミが、お風呂やキッチン、トイレといった水回りの真上にありませんか？もしそうなら、上階の給水管や排水管の劣化が原因かもしれません。上階に住んでいる場合は、それぞれの水回りの床や壁に、水の染みや変色がないか確認してみましょう。
チェック2：懐中電灯と耳で探す
天井裏に点検口があれば、懐中電灯を持って中を覗いてみましょう。
光を当てる: 懐中電灯で天井裏を照らし、水の染みた跡、カビ、そして水が滴っている場所がないか探します。
音に耳を澄ます: シーンとした状態で、どこかから「ポタポタ」と水の滴る音がしないか耳を澄ましてみましょう。水滴の音がする場所が、漏水の原因箇所に近い可能性が高いです。
チェック3：水道メーターでチェックする
家中の蛇口をすべて閉めても、水道メーターが動いている場合、どこかで水漏れが起きている可能性があります。
手順:
家中の蛇口をすべてしっかりと閉めます。
トイレの給水レバーや洗濯機の蛇口も閉まっていることを確認します。
水道メーター（通常は家の外にある）のパイロット（小さい星型の部分）が回っていないか確認します。
パイロットが回っている場合、どこかで水が漏れている証拠です。
【ポイント】: この方法は、排水管からの水漏れ（トイレやキッチンの排水管など）は特定できません。あくまで、水道管からの漏水（給水管など）をチェックするための方法です。
まとめ
天井の水漏れは、放置すると建物の構造に深刻なダメージを与える可能性があります。
今回ご紹介したチェック法は、あくまで原因を特定するためのものであり、修理は専門知識が必要です。
無理に自分で直そうとせず、漏水箇所が特定できたら、迷わず専門の業者に相談しましょう。早期の発見と対処が、建物を守る一番の鍵となります。