焦らないで！天井の小さな水漏れ、応急処置の方法
「ポタポタ…」と天井から水滴が落ちてくる音に気づいたら、慌ててしまいますよね。でも、ご安心ください。天井の小さな水漏れは、すぐにでもできる簡単な応急処置で、被害を最小限に抑えることができます。
今回は、水漏れに気づいたときに、専門の業者さんが来るまでの間にできる、応急処置の方法を3つのステップでご紹介します。
STEP 1：被害の拡大を防ぐ！
水漏れに気づいたら、まずはこれ以上、床や家具が濡れないようにすることが最優先です。
水を受け止める: バケツや洗面器、ボウルなどを水が垂れている真下に置き、水を受け止めます。
ビニールシートで養生する: バケツの周りに新聞紙やタオルを敷き、さらにビニールシートで覆うと、水が飛び散るのを防げます。
タオルで吸水: 水が垂れている真下に、水を吸いやすいタオルや雑巾を置きましょう。
STEP 2：原因を特定して、これ以上漏れないようにする！
水漏れの原因を突き止めて、できる限りこれ以上水が漏れないようにします。
水漏れの原因を推測する: 水漏れの原因は、上階の給排水管、屋根からの雨漏り、エアコンの配管、結露などが考えられます。
上階の水の元栓を閉める: 上階の浴室やキッチン、トイレなどが原因と思われる場合は、まず水の元栓を閉めましょう。これにより、水漏れの量が増えるのを防げます。
ブレーカーを落とす: 水漏れしている場所の近くに照明器具やコンセントがある場合は、漏電の危険があります。安全のために、ブレーカーを落として電気を止めましょう。
STEP 3：業者さんへの連絡と情報共有！
応急処置が終わったら、すぐに専門の業者さんに連絡します。この時、正確な情報を伝えることが、迅速な対応につながります。
ハウスメーカーや工務店に連絡: 新築の場合は、まず建物を建てたハウスメーカーや工務店に連絡しましょう。
水漏れ修理業者に連絡: 中古住宅や原因がわからない場合は、水漏れ修理の専門業者に連絡します。
伝えると良い情報:
水漏れが発生している場所: 「リビングの天井」など、具体的に伝えます。
水漏れの状況: 「ポタポタと落ちている」「広範囲にシミが広がっている」など、状況を伝えます。
いつから発生しているか: 「今日気づいた」「昨日から続いている」など。
最後に
天井の水漏れは、見た目以上に建物の内部に深刻なダメージを与えていることがあります。応急処置をしたら、必ずプロの業者さんに点検と修理を依頼しましょう。無理に自分で直そうとせず、専門家の判断を仰ぐことが、大切な家を守る一番の方法です。